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花火

父がロウソクに火をつけて
消えないように手のひらで炎を守ってくれた
姉と一緒に手持ち花火
色とりどりの火花に歓声をあげ
ねずみ花火に悲鳴をあげた
幼い頃の夏休みの記憶
サンダルの素足に火の粉がかからないよう
何度も注意をされながら
くるくる花火を回してはしゃいでた
焦げた花火と赤黒く染まったバケツの水
翌日には
母が黙って片付けていたっけ
そして 今
すっかり大きくなった子供たちの
無謀なはしゃぎっぷりにヒヤヒヤしながら
花火を見ている私がいる
主人と息子が代わる代わる炎の番人
花火ってこんなに怖かったっけ?
こんなにあっけなく終わってしまったっけ?
遠い記憶の中の花火の風景とは
大分違ってる

煙に巻かれないよう風上を探す
忍者が出てきそうな もくもくの煙
ふざけてる子供たちに気が散ってるうちに
私の花火は散って行く
子供が何歳になっても
火傷をしないかヒヤヒヤしちゃう
おっちょこちょいは私譲りだから
ほら、危ないから花火を持って走らないの!

花火のラストは線香花火
ロウソクの周りに円になってしゃがみ込む
家族ひとりひとりの瞳に
ゆらゆら揺れるろうろくの灯り
チリチリと小さな火花が牡丹のように咲き誇って
静かに散って行く線香花火のはかなさが好き
これだけは遠い記憶と変わらない景色
また来年もこんな夜を迎えたいな
あぁ
いつまでこんな夏の夜があるのかな...
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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theme : 詩・ポエム
genre : 小説・文学

comment

花火も立場が変わると、ずいぶんと違って見えるものなのね。
でも、高校生のお子さんと家族で花火をするってご家族も少ないと思うわ!
radynaちゃん...もとい、花恋ちゃん家は仲良し家族ね♪

妻さんへ

コメントありがとうございます。
お返事が遅れてすみません。
子供の立場から親の立場になって分かることってたくさんあります。
だから、今、自分の子供にあまり求めすぎてはいけないなって反省することも(笑)
いつまでも花火をする夏が巡って欲しいけど
そうもいかないですよね(*≧ω≦)
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花恋

Author:花恋
花恋(かれん)です。

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